通信制高校通信制高校のルネサンス高校グループ

これまでの修学旅行

修学旅行に参加して(生徒レポート/2018年度ベトナム)

修学旅行

高校の修学旅行のイメージとして、私は沖縄、京都等日本の歴史や文化を深める行事と考えていました。しかしルネサンス高校では、数少ない海外の文化や考え方に触れる事が出来ます。実際、私が人生で初めて 海外へ行き、新たな歴史や文化を知り、実体験出来たのは、この修学旅行でした。修学旅行に参加しようと 思ったきっかけは、なんとなくという思いでした。修学旅行に「絶対行きたい!」「○○を見たい!」と言った感情は少なく、親の勧めもありこの修学旅行に参加を申し込んだのです。帰国後、最初とは違って参加 して本当に良かったと思う自分がいました。

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1日目
初日、成田空港で今回参加する人たちと初対面。今回の参加者は、北は北海道、南は九州より参加しました。今年の修学旅行先は『ベトナム、ホーチミン市』。日本から5時間半の人生初の飛行機旅。普段は遠出をしない私にとって飛行機に乗るだけで凄く新鮮な気持ちになりました。

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ベトナムに到着して、日本では少し肌寒い秋だったのに日本と違って半袖で過ごせる気候でした。気温が33℃。空港を出た瞬間に現れる光景は、 立ち並ぶバイク、ベトナム語の看板。日本では味わえない景色でした。サイゴン大教会、中央郵便局前で集合写真を撮影。ガイドさんの案内で初めて海外での買い物。最初はドキドキしました。

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2日目
2日目の午前には孤児院を訪ねました。日本では考えられないかもしれませんが、ベトナムでは幼少期に親に捨てられる子どもや、親が若くして亡くなる事も少なくありません。その為、このような施設が子どもたちを助けているのです。子どもたちは私たちが持ってきたおもちゃの数々をとても喜んでくれて、その姿が純粋で元気を貰えました。

修学旅行

午後にはホーチミン市内にあるオープン大学日本語学科に通う大学生の先輩方とのブラザー&シスター(B&S)プログラム。班別行動のホーチミン市内観光です。オープン大学に到着、ガイドの大学生と対面しました。1時間の大学生との交流では観光コースを相談しました。

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ホーチミン市観光へ出発です。慣れない環境に固くなっていた私たちに対し、日本語を交えて優しく接して頂いたので、楽しく観光することが出来ました。コースの中にはベトナムの民族衣装である「アオザイ」を試着して記念撮影。楽しかった時間もあっという間に過ぎてしまいました。私より大学生に日本から持ってきたお土産を感謝のお礼と一緒に渡しました。大学生からは日本語で書かれたポストカードをもらいました。

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3日目
ベトナム戦争について学ぶため、『戦争証跡博物館』を訪ねました。実際に使われた戦車や戦闘ヘリ、処刑台や武具を肉眼で見れるのはとても貴重な体験でした。日本では国内の戦争は沖縄の本土上陸ですが、ベトナムでは国全体が戦場となりました。その為、死者や被害も多く、今も枯葉剤の影響に苦しむ方が残っています。

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またベトナムには、戦争の時に民間人が安全に避難や生活を行う為に、200キロメートル以上に及ぶクチ地下トンネルを形成していました。実際トンネル内に入らせて頂いた時は、とても暗くしゃがまないと歩けない程天井の低い道でした。その中に何日も生活するなどとても耐え難いものと 感じ、戦争の悲惨さを身をもって感じました。

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4日目
4日目にはミトーメコン川クルーズを満喫しました。日本の川というと、短く細いイメージですが、ミトーメコン川は川幅が3キロメートルもあり、とても雄大でした。日本ではあまり見られないドラゴンフルーツ、はちみつ茶等変わった食べ物を頂きました。またクルーズ中には 日本では見たことの無い鳥や虫も多く、普段では味わえない環境を楽しむ事が出来ました。

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3泊5日の修学旅行を終え、日本に帰ってきた時、修学旅行に参加して本当に良かった、と感じました。 国ひとつ変わるだけで今まで生きてきた世界が大きく拡がります。また、海外旅行は多く危険を伴いますが、 それだからこそ学校行事の一環として参加し、安全に友達と楽しく学び、海外の良さを知るのには最適だと思いました。初めての海外旅行の方でも、安心して参加出来ます。もしこのような機会がありましたら。 是非参加してみてはいかがでしょうか。

2018年度修学旅行のようす(ベトナム)

2019年度修学旅行のようす(台湾)