通信制高校通信制高校のルネサンス高校グループ

教育コラム 保護者に知ってもらいたいeスポーツコースに来るべき3つの理由

最終更新日:2022.03.08

コミュニケーション能力や継続力、社会性を育む

eスポーツ

コミュニケーションや継続力など日々の成長を大事にし、自身で将来を切り開く力を身につける

ルネサンス高校のeスポーツコースの中でも、梅田eスポーツキャンパスの生徒たちは2021年「STAGE:0(ステージゼロ)」フォートナイト部門(1,372校出場)決勝大会3位入賞・「第4回全国高校eスポーツ選手権」リーグ・オブ・レジェンド部門ベスト4と、高校eスポ―ツ大会で好成績を収める常連校となっています。

eスポーツ

eスポーツコースは新入生で入ってくる生徒が多く、プロゲーマーを養成するコースのようにも思えます。 また「ゲームをするために通うコース」という印象から、将来の進路について不安になる保護者も多いそうです。しかし、先生たちが大事にしているのはコミュニケーション能力の向上と継続力です。生徒たちの様子や入学前の誤解について話をきいていく中で担当の山本講師からeスポーツコースの3つの理由が浮かび上がってきました。

1.家の外に出て同世代との交流の中で社会性を身につけられる

生徒や親からの学校への質問や要望はどんなものがありますか?

山本:やはり「ゲームばかりやっていて大丈夫ですか?」という質問をよく頂きます。 生徒も、それまでは家庭で「ゲームやったらあかん」と言われ続けていたケースが多く、急に「頑張ってやりや」となって戸惑ったという声もありました。 私たちも保護者も、生徒本人がゲーム好きだということを活かして、学校に通って同世代と切磋琢磨してほしいという思いは共通しています。

ただ、中には学校に通学することが不安というケースもあります。一人で通学できず、保護者の送迎が必要になっていた生徒も時々いますが、慣れるにしたがい一人で来られるようになり、日々成長を感じます。
通ってもらうのは週2回ということで、大阪・兵庫・滋賀・奈良・京都などからの生徒だけでなく岡山や和歌山から新幹線や特急で通ってくる生徒もいます。

家で遊ぶゲームとはどう違うのでしょうか?

山本: 入学するまでにご家庭でeスポーツを遊んでいる生徒ももちろんいます。
特にフォートナイトを取り組んでいる生徒が多いです。このゲームは小学生から中学生までのプレイヤーがかなり多く、一般的なeスポーツの中でも戦う部分と同時に建設をしていくクリエイティブな部分が評価されていると思います。 ただ、家からオンラインで対戦すると一緒に戦う相手は同世代ではありません。通ってもらうことで「同世代の仲間と一緒にプレーできる」「遊ぶだけではなくきちんと大会での入賞や全国大会出場をめざせる」「講師たちのサポートの中レベルアップできる環境がある」ということが大きな違いです。
また、フォートナイトに比べ中高生の生徒が競技人口の少ないリーグ・オブ・レジェンド(LoL)というゲームタイトルは、高校生から始めても努力次第で全国レベルを狙えるものです。高校生の全国大会であるSTAGE:0で一昨年好成績を収めたチームも高校1年生から始めた生徒たちでした。5人で一緒のチームになると、チームでのコミュニケーション能力が高くなる傾向にあります。

eスポーツ

2.ゲームでのチームが他の授業でも良いコミュニケーションを生む

ゲームを含めた授業の様子を教えてください。

山本: 実技の授業は、フォートナイトのクラスとリーグ・オブ・レジェンド(LoL)のクラスに分かれて行っています。いずれも競技性の高いゲームなので、勝ち負けははっきりしています。それまでは自信があっても、自分よりも圧倒的に上手な同世代の生徒がいて「がんばってもムリやし。」と挫折を経験する生徒もいます。そういった時、助けになるのが同じゲームのチームメイトです。 こうした仲間と一緒に授業に出ることで、eスポーツコースのゲーム以外の教養"プログラミング・英語・メンタル"等の授業にも良い影響が生じています。
また、ライバルでありながらクラスメートとして一緒の授業に参加することで、お互いに声を掛け合いやすく切磋琢磨できる環境にしています。

3.不登校経験者でも卒業するまでに将来のことを考えられるようになる

山本:保護者の方もご心配になることが多いのですが、卒業生の9割は進学しています。進学した生徒の半数は4年制大学への進学、残りが専門学校で、情報系やプログラミング、心理系、経済系を学びたいという生徒が多いです。これはゲームをきっかけにしてそれぞれの次の進路だけではなく、視野を広げたり興味のある分野を深く学ぶことに繋げています。
高校生のうちにプロプレイヤーになった生徒でも、大学に進学してプログラミングをやりたいという生徒もいます。また、プレーヤーだけではなく企画側の学びを深めるために、大阪芸術大学の芸術計画学科のように、アート、スポーツのイベントを作るためのノウハウを学ぶ学校もあり、現在eスポーツの周辺の学問や就職先も徐々に増えてきているので、一人ひとりの興味関心を明確にして、色々な道が見つかっていると感じています。

子どもたちの学びや成長を応援するキャンパス

eスポーツ

キャンパスの中でも、梅田eスポーツキャンパスは最も多くの生徒を抱えています。大阪・梅田という新幹線の駅からも近いことで、少し遠方からでも週2回であれば通えるということもキャンパスに生徒が集まりやすい理由になっていると思います。 「ゲームだけやっていて大丈夫ですか?」と不安に思う生徒の保護者も多いのですが、「ゲームだからできること」と「ゲームだけではないこと」をうまく組み込んだコースの学びから、子どもたちの新しい成長をこれからも期待しています。

eスポーツコース生の生の声をお届けしています

皆様の声」では、eスポーツコース生や保護者様のインタビューを掲載しています。 是非ご覧ください。